お金をかけずにアイデアで子育てをする新米父さんのブログ

100億円の連帯債務の返済に追われる貧乏父さんが、お金をかけずに子育中。奮闘記です。

外に出かける際、僕がさいしょに教えたひとつの言葉。

おはようございます。

快晴快晴、いや~すこし暑いくらいですがゴルフに行きたいですね~。そんな想いをぐっとこらえて今日も素振りでダイエット兼れんしゅう練習っと♬

 

さて、今日は1歳から2歳ごろに「あんよ」しだして散歩するようになった頃の話をしたいと思います。

 

僕は子供がよく大人に手をひかれて歩いている姿を見ていて予てから違和感を感じていました。

 

子供が立ち止まろうとしても繋いだ手をグイッと引っ張って引きずられるようにして親に連れられて行くのを目の当たりにしていたからです。

 

僕はあれが嫌で嫌で仕方がなかったんですね。

 

だから、自分のこどもと散歩するときは手を繋がないと決めたんですね。

 

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しかし、手をつなぐにはワケがあるわけで。それは僕も分かっています。だから、ひとつ息子にこれだけ教えておけばまず大丈夫という事を教えておきました。

 

それは、「あぶない」でした。

 

外で何かにつまずいてこけた時に体を打ったり、すりむいたりして痛い思いをしますよね?そんな時にはつまづいたものを指さして2人で「あぶ~!」と叫びます。

 

「あぶ~」という言葉と「自分が痛いおもいをしたり怖いおもいをする」という意味の結びつけを行ったわけです。

 

あぶないという言葉だけを覚えても意味がありませんから、一緒にあぶない個所をみつけては「あぶ~」と言いながら散歩したわけです。

 

そうすると後は勝手に自分で学習をはじめます。楽なものです。

 

ある時、車が近づいてきたので「ブーブー、あぶ~!ストップ」と教えました。すると僕のそばにささっと寄って来てジッとしていて「いい感じいい感じ」とひとりほくそ笑んでいました。車が立ち去ってよし「ゴーゴー!」と歩き始めようとしたら、「あぶ~!」と叫ぶのです。

 

車なんかおらへん(いない)やん!?と思って息子の指さす方を見ると、100m以上先に豆粒ほどの車がこちらを向いていました。

 

ゲッ!あれをまさか言ってるのか?と一瞬引きましたが、まてよまてよ、それは大人の自分なら安心だって分かるけど息子は「あぶない」と捉えて当然じゃないか?!

 

そう思った僕はジッと100m先からやってくる車のお迎えとお見送りをしたのでした。笑)でも、その後の息子の顔は忘れられません。

 

ニコニコしてうんうんと満足そうに頷いていました。子供に教えたことは大人も守らなければいけない、そんな事を改めて教えられた気がしました。

 

駅のプラットホームでは黄色の点字タイルより向こうは「あぶ」だよって近づく度に何回も教えました。今は手を繋がなくても自分で「あぶ~」と言って僕に教えてくれます。自分で自由に歩きまわっています。だから、とても生き生きしているように感じます。自分から動き回るので人と触れ合う機会も増えます。とてもいいサイクルが生まれているように感じています。

 

子供はじぶんで危険なことをじゅうぶんに判断できるんです。その訓練を最初にすこし積むと素敵なお散歩タイムがやって来ると思います。

 

最後までお読みいただいてありがとうございました。(*'▽')にこ